柔道はなぜ受け身から入るのか。子育てにも通じるその考え方。

投稿者: | 2016年3月10日

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柔道は、受け身から入ります。

相手を投げること、投げられないようにする前に、なぜ投げられるための受け身から入るでしょうか?

なぜ柔道は受け身から学ぶのか。

理由はふたつ。

ひとつめは、受け身を知らないで投げられれば、立ち直れないほどの致命傷になるからです。

致命傷になれば、そこでジエンド。

しかし、致命傷を被らなければ、起き上がって、何度も何度も立ち向かうことができて、強くなれます。

二つ目は、投げられてこそ投げ方がわかるからです。

いくら話を聞いても、懸命に本を読んでも、やってみないことには身につきません。

相手に何度も何度も自分が投げられて、自分でもタイミングや力の入れ具合がわかります。

だからこそ、受け身を身につけることが大切なわけです。

子供と話していてわかったこと。

先日ふとした時に、”転ばない方法”を子供に話している自分に気がつきました。

柔道でいうなら、”投げられない方法”を話しているのです。

柔道で投げれるのは痛いし、良いものでもありません。

それと同じで、子供が失敗するを見るのは、親としても嫌なものです。

けれど、「転ばない方法」を最初に学んでも強くなりません。

転ばないと強くならないし、転んでも何度でも立ち直れるように、親としては”受身”を教えることが大事です。

転んだあとが大切。

「転ばぬ先の杖」や「石橋を叩いて渡る」的なことを教えるのも大切ですが、「成功か失敗かは、転んだ後が勝負」なわけです。

失敗してもダメージを最小限にできる”受け身”を伝えて、もう一度チャレンジする素地を伝えていこうと思います。

転ぶことこそが勉強、立ち上がることこそ勉強ですから。

っていうか、自分にも当てはまりますね。。

 

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