採用面接で感じた違和感。質問から見える危険な思考。

投稿者: | 2016年2月8日

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採用面接で面接官をしていて思ったこと。

「ご質問はありますか?」に対して、多くの人が質問してきた内容にちょっと違和感をおぼえました。

さて、どんな質問だったのでしょう。

「質問はありますか?」

面接のときに「質問はありますか?」と尋ねます。

すると、多くの人はこう答えました。

「自分のやりたい仕事はできるのでしょうか?」

「研修プログラムは具体的にどうなっていて、現場にはスムーズに入れますか?」

「残業はありませんか?」

「昇給はどういう仕組みですか?」

それを聞きたい気持ちもわかるし、しっかり確認するべきことだと思います。

自分の権利を確認することは、とても大切です。

「会社は私に何をしてくれるの?」と聞こえてしまう。。

しかし、こういう質問がとても多いことに、ちょっとだけ違和感をおぼえました。

理由は、これらの質問は「会社が自分に何をしてくれるのか?」に聞こえてしまったからです。

例えば、上記の例でいくと、

「やりたい仕事ができますか?」

「研修プログラムは充実していますか?」

「残業はありませんか?」

「昇給はありますか?」

と聞かれたら、「仕組みはあるけど、そんなのは本人次第に決まってるでしょ!」ということです。

個人的な採点。

会社としての判断は置いておいて、そういう質問ばかりしてくる人に対しては、個人的にこう思います。

「その前に、自分は何をしているの??」

例えば「研修プログラムがある会社は安心か?」と言えばそんなことはありませんよね。

世の中には、100%満足のいく会社なんてありません。

もちろん最低限の条件は必要ですが、その後は自分なりの工夫をして、自分の環境を作っていくことが大切です。

今までの経験からいくと、そういう質問がやたら多い人は、学べる環境が整っていて「いや、こんな研修内容だと思っていなかった」と言い出し、続かないことが多いです。

結局、そういう人は、自分ありきなんですね。

いろんな質問から、そのひとたちの思考が見え隠れしましたの(あくまで個人的に。)。

自分も気をつけないとな。。

 

 

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