上司の責任。その上司の優しさはホンモノか?

投稿者: | 2015年12月19日

tenntou

人を育てるって、難しいものです。

人のふり見て、我が振り直せ。

自分のことは棚に上げて、ちょっとだけ思ったことがありました。

子供が転んだときの対応。

子供が転んでワンワン泣いていたら、あなたならどうしますか?

教育のあり方を考えるときによくある質問です。

「大丈夫?」といって、立たせてあげる。

「大丈夫?」と近寄るが、自分で立つまで待つ。

「そんなのツバつけときゃいいよ」と言って、立つまで待つ。

大丈夫そうだから、「はいはい、行くよ」と言って先に進む。

いろんな対応があります。

どれが良くて、どれが悪いかは、その状況や相手によります。

手を抜いていては衰退するだけ。

部署間で、自分の部下を守るために、領域が曖昧な仕事を他部署に上手に押し付ける上司がいます。

その理由の大半は、「今、人がいないし、手がいっぱいだからウチではできない。」という自分都合です。

わからなくはないですが、それを工夫して進めることが仕事なのに。

今の力量の中でしか仕事をしないと、いつの間にかできることが減っていきます。

運動でも同じですよね。

8割の力でやっていたら、いつのまにか8割が全力になってしまいます。

常に200%でやっているから、本番で100%の力が発揮できるんです。

その優しさは、本当の優しさか。

子供の話に戻ります。

子供を助けるのは簡単ですが、子供が自分の力で立てるようにすることが親の役目ですね。

上司も、部下に仕事を増やさないようにするのは簡単ですが、部下が仕事を通して成長させることが上司の役目。

他部署に仕事を押し付けて、自分の部下を守るのは一見カッコいいですが、それが部下のためになっているかと言えばどうでしょう。

上司は、仕事を通して成長させる機会を奪ってしまっているかもしれないという視点も大事です。

自戒の念を込めて。

 

◆近況報告◆

今日は、息子のサッカーの応援&忘年会です。

1日1新:なし

 

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