負け方を知らない大人たちへ。新しいことを始めるよりも段違いに難しいこと。

投稿者: | 2015年11月27日

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新しいことを始めるより、段違いに難しいと思うこと。

それは、「撤退すること」です。

撤退することの難しさ。

何かを始めることは、撤退に比べれば比較的カンタンかもしれません。

例えば、付き合うまでの過程でパワーは使いますが、基本的には楽しいはず(フラれてばかりのボクはキツかったですが。。)

しかし、考えてみると、一旦お付合いして別れるときの方が、何十倍もネルギーを使います。

株でもFXでも買いで入る事自体は、そんなに難しいことではありません。

上がれば「もっと上がるかも」と思って売らないでガクンと下がって損失を出したり、下がれば「もう上がるだろう」と考えて損失を拡大させる人が多いのは、売り時がいかに難しいかを物語っていると思います。

これは、事業で同じ。

新しく始める事自体はリソースさえ揃えればなんとかなりますが、失敗を認めたり、うまくいっていても引き際を見極めて撤退をする判断をするのはとても難しいものです。

負ける経験をしないと、撤退の大切さ、負けの活かし方はわからない。

負ける経験をしたことが無い人は、負けを活かすことを知りません。

事業や施策において、負けることはたくさんあります。

しかし、例え負けても、負け続けず、負けを上手に使い、総合的に見て勝てば良いんです。

そこで必要になるのは、負ける経験から得た勇気ある撤退の必要性。

素直に負けを認めて、切り替えて、さっさと次にく人の方が強いですよね。

さて、囲碁でもどうでしょう。

話は変わって、先日IGOホールディングス代表の井桁さん(写真の頭の方)とお話しました。(井桁さん、ありがとうございました!)

囲碁は、一目でも多く陣地を獲るゲームです。

例え今の状態が悪く見えても、最終的に一目多ければ勝ちとのこと。

ならば、すべてに勝つ必要はなく、ポイントとなる勝負どころで勝ち、勝利につながらない勝負どころはリソースを割かないべき。

さらに、自信を持っていても、当然負けてしまうことはあり、その負けを認めてリカバリーするスピードが大切になるようです。

そうなると、勇気ある撤退や、負けを上手に活かす疑似体験ができるわけです。

(ボクは、囲碁のことはよくわからないので、井桁さんから聞いた話ですが。。)

これ、経営者には必須の考え方です。

ああ、囲碁をやってみたくなったなあ。

ということで、囲碁をやってみたいと思った方は、IGOホールディングスへお問合せくださいね。

 

 

◆近況報告◆

今日は、いろんな打合せ。

1日1新:ワテラス8810カフェ。

 

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