実はボク、営業職を１５年やっていました。
当時は、「おいおい、そんなこと言ったら、相手はやる気なくすよ～」っていうことを平気で言っちゃう残念な人にたくさん出会いました。
今は仕入れる側で商談することが多いのですが、営業の人を活かせるように気をつけています。
そこで、ボクが言われてやる気をなくしたフレーズとその改善策をご紹介。
「絶対大丈夫ですよね。」
営業としてご注文をいただくことは、とても嬉しいことです。
しかし、中にはこういうことをしつこく言う担当者がいます。
「あなたを信頼して発注しているんだから、絶対に大丈夫ですよね。絶対に。」
本人は自覚していない場合が多いのですが、「信頼して発注してやるんだから絶対失敗するんじゃねーぞ！」的にグイグイ詰め寄ってくるわけです。
営業であれば発注をいただいた時点で責任を仕事を進める覚悟でいます。
それをわざわざ「絶対に大丈夫？」と詰め寄られると、完全に萎えます。
宿題をしようとしている時に、親から「ちゃんとやっているよね？」と言われてやる気がなくなるのと同じようなもの。
イケてる発注者のあなたは、「この仕事、一緒にできるのが嬉しいよ」と大人の余裕を見せましょう。
「これでできなかったら、責任問題にしますからね。」
営業の時、ちょっとしたトラブルで納期遅延や当初の計画と変更せざるを得ない状況はよくあります。
そんなときに言われるのがコレ。
「最初に言ったでしょ？できなかったら、責任問題にしますからね。」
仕事の責任感が強いのはよくわかります。
その結果、こういうことを言う担当者は多いです。
「責任問題」と言えば、相手はビビって何とかするだろう～と踏んでいるんですね。
しかし、それは逆効果です。
そんなことを言われなくても、営業担当は何とかします（一部しない人もいますが）
その場は何とかしますが、責任を全部こちらに押しつけてくる姿勢がミエミエな人からは、多くの営業マンが離れていきます。
イケてる担当者なら「とりあえず、今の状況を教えてください。」と現状把握とできることをハッキリさせて、冷静に対応しましょう。
「弊社にどれだけ時間を割いているんですか？」
自分の会社を優先してほしい気持ちはわかります。
最新情報の提供をしてもらったり、いろいろな業務の優先順位を上げてもらっているかが不安になり、こんなことを聞いてきます。
「あなたの中でのウチの会社のランクは？担当している中で何番目に取引が大きいの？どれくらい時間を投下してくれているの？」
営業マンはもちろん口では「御社が一番ですよ」と言います。
しかし、彼女に「私のこと大切に想ってるの？それなら、どれだけ時間をかけてくれているの？」と聞くようなものです。
こんなこと言われたらドン引きですよね。
イケてる担当者なら「いつもありがとう。次は一緒にこれやってみようよ。おもしろいからさ。」とおもしろい仕事を創っていきましょう。
◆近況報告◆
今日も打合せ三昧。夜は娘のお迎え予定。
１日１新：ＦＸトレード初心者講座。
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。