ビューティフルなパワポは、意味のないダッシュの可能性有り。

投稿者: | 2014年4月29日

 

#732 ビューティフルなパワポは、意味のないダッシュの可能性有り。

 

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こんにちは。コジマです。

最近の小学生サッカーは、11人ではなく、8人です。その分、スペースもできるし、ボールにも多く触れますが、たくさん走らなければなりません。そこで大切になるのが、チカラを抜くところ、全力でいくところのメリハリです。

 

すべてを全力ではできない。

柔道では、試合時間のすべてを全力でやることはできません。全力でいってしまえば、腕がパンパンに張ってしまい、最後は力がはいらなくて負けてしまいます。

孫悟空も、すべての戦いにフルパワーではなく、スカウターで拾えない一瞬でパワーを上げます。それは、無駄な体力を消耗しないためでもあり、10の力で倒せるのに、わざわざ100の力を出す必要がないためです。

サッカーでも、どんなボールでも全力で追いかける必要はありません。ここぞというときのポイントになるプレーに全力をかけます。

 

意味のないところでダッシュ。

営業でも、すべてに同じようにフルパワーを注ぐことはできませんし、する必要がありません。常に全力でやっていては、それこそ時間が足りません。

そして、余計なところでフルパワーを発揮しても、それが成果につながるとは限りません。

ある時自分はそれに気がつきました。

新規開拓をうまくやろうと思って、自社の強みを知ってもらうために一生懸命にプレゼン資料を作っていました。あーでもない、こーでもないと考えて、プレゼンの作り方を一生懸命に勉強していました。

小学生の試合を見ているとそういうタイプの人を見受けます。途中から試合に出て、嬉して舞い上がり、良いところを見せようとボールに向かってとにかく猛ダッシュ。1分もすると息が上がってしまいます。

そして、その結末に待っているのは、多くの場合、疲れて自滅してしまい、本当のピンチに動けなくなってしまうようなものです。

 

自分なりにツボを知ることが大切。

柔道ならば、100%のチカラを使うのは、ほんの一瞬です。相手を投げるときに力の入れ所があります。それができないと、余計なところに力が入り、返し技をくらってしまうリスクが高まります。

営業でも、そういった力の入れ所、勘所があります。

余分なことに力を注いでも、いつまでたっても成果には結びつきません。

美しいパワポを作れば、自分では仕事をしたように思えるかもしれませんが、それはただの自己満足です。

それよりも、わかりやすいサンプル帳やイメージが沸きやすいA4で1枚のWordだけで十分です。美しいパワポよりも身だしなみをキチンとしたり、元気な挨拶ができるように普段から意識することの方が成果につながりやすいです。

そう考えると、特別なことができるようになるよりも、日常の中でスーパーサイヤ人でいられるように鍛練し、仕事の力の入れ所を学び、そこにフルパワーを出せればいいんでしょうね。

自分も意味なくイノシシのように猛ダッシュをしないように考えていこうと思います。

 

★近況報告★

今日は、朝から息子のサッカー。2試合ともに勝利し、嬉しい限りです。

1日1新治一郎のロールケーキ

1D1A:資産運用。

 

今日も一日感謝です。