わからないことを喜ぶ父親に困惑する娘。

投稿者: | 2018年3月31日

毎日、娘は苦悶の表情を浮かべながら、くもんをやっています。

諦めそうになった娘に掛ける言葉に注意。

集中力がない娘は、くもんでできない問題にぶち当たったり、解き方が混乱してわからなくなると、途端に「はあ、もうやりたくない!」と言い出します。

すぐに諦める性格は、誰に似たのか。。。あ、自分ですね。。

まあ、そうは言っても子供にはしっかりと学んでほしいわけです。

なので、ボクは、娘が諦めかける局面でかける言葉に注意するようにしています。

わからないことを喜ぶ父親に困惑。

「はあ、もうやりたくない!」と言い出したとき、今までの経験から「この問題、くもん行った時にやってるでしょ?ちゃんとやってきたの?ほら、集中して考えよう!」みたいなのは逆効果で、余計にヤル気を無くすことがわかっています。

なので、こういうときは、こんな対応をしています。

①「ほう、これはムズカシイよね。パパも小さい時、これわからなかったわ~」と、難しさに激しく同意。

②「わからないところがわかって、最高じゃん!」と、なぜかわからないことに喜ぶ父親に子どもは困惑。

③「そんなときは、一回伸びをしよう。」と、背中を一緒に伸ばす。

④「アタマがスッキリしたでしょ?一緒に解き方を考えてみよう。」と、一緒に机に向かう。

⑤「じゃあ、ヒント。まずは、ここからやってみよう!」と解き方の順序を小出しで教える。

⑥ 一回解けたら、「よし、じゃあ一問だけ、自分でやってみよう!」と進行を促す。

⑦ 解けたら「おお、わからないところがわかるようになったね!天才だ!」と大げさに褒める。

⑧「よし、このページだけやってみよう!」と小さなゴールを設定して、ちょっとヒントを出しつつ、そのページを終わらせて達成感を感じさせる。

⑨ここまでくると、自分でやってみるようになる。

と、こんな感じです。

安心感とわからないことが素晴らしいという価値観。

そのおかげなのか、娘はココ最近、自分から「ここわからないから、ちょっとだけ教えて。」と言ってきてくれるようになりました。

もしこれが、

「全然ダメじゃん。これがわからないなんて、大丈夫?」

「なんでわからないの?ちゃんとやってなかったでしょ?」

こんな言葉をかけて、無理やりやらしていたら、どうなっていたのでしょう?

自分が子どもならマジ凹みますし、二度と質問するもんか!と思うでしょう。

一緒に考えてくれる安心感、わからないことが素晴らしいことだという価値観。

それが、子どもの教育には大切なのかもしれません。

ちなみに、かつての忘れ物キングの中学生の息子は、そのおかげなのか、なんかのか、なかなかの成績のようです。

 

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