指示待ち人材が積極的に仕事に取り組むためにしていること。

投稿者: | 2018年2月28日

ボクのチームのメンバーは、自立して仕事をしてもらいたいと常々思っています。

指示待ち人間になっていては、仕事もおもしろくないだろうし。

そのためにやっていること。

自分のチームの仕事を話せるように。

まずは、自分の仕事を理解して、どこに向かっているのかを自分の言葉で話せるようにしてもらいます。

ここは、実はとても重要なポイント。

「自分のやっている仕事は、会社の中でどんな役割なのか?」を自分の言葉で語れない人は、思いの外多いです。

「営業やってます。」「ECやってます。」という程度で、「こうしたお客さまにこんなことを提供するために、会社全体の戦略はこうで、自分の部署はこうした役割があって、自分の仕事はこんなことをしています。」という感じで話せる人は、なかなかいません。

せっかく自分たちがしている仕事を外に発信できないなんてもったいないですし、社内で「何をしているのかわからない部署」となるのも嫌だし、チャンスもつかめません。

なので、ボクのチームでは、自分の仕事を4つのバージョンで話せるように練習しています。

・1分バージョン

・3分バージョン

・相手が理解の薄い人に説明するバージョン

・相手にある程度理解がある人に説明するバージョン

これがあれば、自分の理解も深まるし、自己紹介でも使えるし、関係者への理解も促しやすいです。

その仕事を新人に話せるようにしておいて。

次に、「自分の仕事を新人にわかるように、カンタンなのでいいから、マニュアル化しておいてね。」というもの。

お願いした仕事が完了するたびに、「OK、じゃ、これマニュアル化しといてね。」と指示します。

それは、その仕事を構造的にとらえて、体系化して、タスクやフローを整理して、改善策が見えるようにするためです。

「新人に説明する」という設定によって、”目的”、”誰”に対して、”何を”、”いつまでに”、”どうする”が明確になるんですね。

それを、他の人にも見てもらって、より良い”マニュアル”にすることで、自分の仕事の質が高まるような工夫をしています。

50分でできるアウトプットで!

仕事をお願いするときは、「いつまでにやってね。」と同時に、「何分でやってね。」とお願いします。

作業であれば良いんですが、「売上を上げるために、1ヶ月で何をするか?」みたいなアウトプットが求められると、時間をかけようと思えばいくらでもかけられるだけに、コントロールが難しくなります。

ボクもそうだったんですが、ついつい深掘りしたり、完璧を求めて時間をかけてしまうんですね。

悪いことではないんですが、時間をかけたら良いものができるというわけでもありません。

それよりもサクサク進めて修正をしたほうが良いので、ある程度こっちで時間を区切ってしまい「その中で作れるアウトプットで構わない。」としました。

すると、ある程度短時間で集中して仕事に取り組むのと、いつもそう言われるものだからある程度自分で事前準備をせざるを得なくなるので、不思議と濃くて良質なアウトプットになり、レベルも上がることがわかったんです。

この3つ、指示待ち人材からの脱却にはかなりおススメです。

 

・・・というか、自分が指示待ち人間だったので、今でも自分に当てはめて意識しています。

 

 

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今日は、月末。今年も2ヶ月が過ぎました。やりたいことが追いついていません。

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