改めてサービスやコンテンツを企画するときの順序と注意点。

投稿者: | 2018年1月15日

どんなに素晴らしいシステムであっても、施策を立てて使い倒さなければ意味がありません。

ボクは、この施策を立てて使い倒す部分を”非システム領域”と呼んでいます。

その”非システム領域”では、「どうしたらお客様が喜ぶような情報やサービスを提供できるだろう?」と考えて、打ち出すサービスの再構築やコンテンツ作成を企画するんです。

どういった感じで進めるのが良いのでしょう?

やりやすいことで試してみる。

こういったコンテンツやサービスのアピールポイントを考え出すと、アレやコレやと新しいことを企画したくなります。

ブレストなんかをしたりして、アイデアを広げて、仕事をしている気になって、そこで満足しちゃう。。。

新しい企画を設計するとなると、それなりに時間がかかるし、落としどころが曖昧になってしまうんです。

ボクも、そういうタイプです。

それが悪いわけではありませんが、アクション無くして成果はありません。

なので、今までの経験から新しいことをするよりも、まずはサクッとできる”定番”、”鉄板”と呼ばれる施策を実際に試してみて、使い方を理解するのが一番です。

新しいことより、今あることの見る角度を変えてみる。

そして、定番や鉄板の施策を試すと同時に新しいコンテンツやサービスの見直しをして、次の一手、二手を考えます。

それを考えるとき、新しいことよりも、今あるモノの見る角度を変えてみるのが効果的です。

例えば、水族館。

今では多くのところが実施していますが、バックヤードツアーなるものがあります。

これは、表からは見えない動物の素顔やいろいろな現場の苦労を知ることができるツアーですね。

従業員にとっては毎日している当たり前の業務や場所ですが、それを活用することでお客様に新たな価値が提供できます。

新しい施設を作ったり、投資をしなくとも、手持ちのリソースの見る角度を変えてみるだけで、おもしろいコンテンツやサービスも創り出せるんですね。

それと同じで、自分たちにとっての当たり前のことが、実はお客様にとってはものすごく価値のあることもあります。

「ええ?これが良いんですか??」みたいなことがあるんですね。

新しくて華やかなことを企画するよりも、そういった事の方がお金もかからないし、カンタンに試すことができます。

ワンコンテンツ・マルチユース。

そうして次から次へと手を打っていくと、ひとつ、ふたつは”当たり”が出てきます。

そしたら、その”当たりコンテンツ”を使って、いろいろな層にアプローチしてみます。

そのときに大切なのが、”ワンコンテンツ・マルチユース”の考え方です。

コンテンツとメディアを分けて、ひとつのコンテンツをメディア毎に最適化するという考えで、「このメディアには、このコンテンツをターゲットに合うテイストにしてみる。」といった感じです。

爆発的な瞬発力や目新しさはありませんが、これが一番成果の上がる方法だと思っています。

 

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◆近況報告◆

今日は、いろんな会議。夜は、お世話になった先輩方と会食です。

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