現場で成果を出すマーケティングは、こうして組み立てています。

投稿者: | 2018年3月9日

ボクはマーケティングの重要性を理解しつつも現場やセールスに頼っていた部分があり、マーケティング思考を受け入れるのはちょっと難しい状態でした。

4年前に土地勘が無い中でEC事業に関わるようになり、手探りの中でEBとリアルの融合が全体像や実態がつかみ、今はオムニチャネル戦略のCRM、EC、MAの開発に参画しています。

なので、マーケティングを考えるときにどこから取り組んだらいいか?とか、システム領域と非システム領域のバランスの取り方とか、実際に現場に落とし込む方法論など、一通りのことは理解をし、今年はそれらの機能を使って試行錯誤をしながらトップラインを一気に上げるために動いています。

どんな結果になるのか、楽しみです。

一方で、ボクのチームにはマーケティングのマの字も知らない若手数名が入る予定もあり、どんな風にオムニチャネルやマーケティングを教えていったらいいかを日々考えています。

ただ、「そもそも自分の中でまとまっていないのに、教えられないじゃん!」となったわけで。

なので、このブログをつかって、現場で学んだマーケティングについて、ちょいちょいまとめていこうと思います。

講座や大学講義で体系的に勉強したわけではなく、あくまで現場を動かして成果を出すマーケティングなのでご了承くださいね。

マーケティングって?

そもそもマーケティングとは、何のでしょう?

いろんな定義もあるし、著名な方が言っていることもありますので、どれが良くて、どれが間違っているということはありません。

とりあえず、ボクが考えている定義は、「常連さんをつくる仕組みと活動」です。

理由は、カンタン。

ビジネスでのよく用いられるモノサシは、利益です。

利益がなければ、ビジネスは続けられません。

その利益をもたらしてくれるのは、顧客です。

顧客の中でも、より多くの利益をもたらしてくれるのは新規顧客よりも常連さん、いわゆるリピーターさんです。

逆に言えば、売上構成比でリピーターの構成比が低い(30%以下)と、商売は苦しくなります。

なので、お客さまが常連さん(=自分たちにとっての理想のお客さま)になりたくなる仕組み作りのすべての活動を”マーケティング”と考えています。

マーケティングのフレームワーク。

さて、マーケティングの重要性はわかった!となっても、何から手を付けて良いかわからない。。。

そんなことってありませんか?

ぶっちゃけ、ボクはそんな状態でした。

なので、たくさんの本を読みましたし、セミナーや勉強会にも参加して、定番であるマーケティングフレームワークのPESTやら、SWOT、5FORCEやら、3C、STPなどを使ってみました。

けど、見た目がキレイな分析はできるけど、現場に落とし込むようなものにはならず、結局動くことができませんでした。

自分たちで設計図を”書いては消して”を繰り返す。

そんな中で、マーケティングに対して、ボク自身が大きな勘違いをしていたことに気が付きます。

その勘違いとは、売上がガンと上がる画期的なノウハウやテクニックみたいな答があると考えていたこと。

フレームワークを使えば、”答”が見つかると思っていたんです。

よく”魔法の杖”に例えますが、エイッと一振りすれば売上アップ!という答を探していました。

そして、マーケティングをたくさん学べば、そうした画期的な”答”が見つかると思っていたんです。

しかし、そんなわけはありませんよね。

マーケティングは一朝一夕に構築できないもので、構築の順序があり、地道に積み重ねて、いつの間にか常連さんで囲まれている状態=正解をつくりあげていくものです。

マーケティングフレームワークを勉強するよりも、まずは大前提として、そこを理解することがスタートだと思います。

 

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