戦略は、数字に落とし込まないと実行力が伴わない。

投稿者: | 2017年11月25日

戦略を作っていて思うことは、「頭の中の戦略を数字に落とし込まなければ、実行できない。」という事実。

考えてみれば、当たり前ですが。。。

戦略は、実行力を伴わせなければいけません。

実行力がない戦略は、ただの絵に描いた餅ですから。

実行力を持たせるためには、KPI、つまり数字に落とし込むことが必要です。

 

例えば、営業で売上を上げるための戦略をつくるとします。

すると「既存客の対応で忙しいけど、新規開拓をできるだけやって、頑張ろう!」みたいなホンワカしたものが出てくるケースがあります。

「オイッ!」とツッコミたくなりますが、結構こういったケースは多いんですね。

コミットしてしまうと具合が悪いという事情があるのも、ボクもそういうときがあったので理解できます。。

 

しかし、こうしたホンワカした戦略(?)だと、実行力がありません。

「頑張る!」という判断は、人によって違います。

3件に電話しただけで「頑張った」と言う人もいれば、10件アポを取るまでが「頑張る」と言う人、5件の成約を取るまでが「頑張る」と言う人、といった違いが出てきます。

結果的に、成果が出ない状況に上司が「ちゃんとやっているのか?」と言っても、「いやあ、頑張っているんですけど。」という漠然とした答しか返ってこなくなります。

 

なので、具体的に「まずは、3日でアポイントを取るためのリストを100件集めよう」というところから始まり、「そのリストのお客様に連絡して、3分以上話せそうな話題を10個つくろ。」「10個の話題を50件に試してみよう」「うまくいった3つの話題を使って、取り次いでもらえなかったお客様30件にもう一度アポ取りしてみよう。」などと、細かく分けて、数字を決めてやることが大事です。

そうすれば、どんなお客様の何件に、何件アプローチして、何件商談できて、何件クロージングできたのかが見えます。

結果が悪くても、具体的にどのフェーズがボトルネックになっているかが見えれば、次の打ち手も見えてくるというもの。

「頑張ったんですけど、ダメでした。」とでは、実行力がまったく違いますよね。

 

なので、戦略とKPIはセットであり、そこをハッキリさせることが大事です。

 

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