MA(マーケティングオートメーション)を導入して気が付いたこと。

投稿者: | 2017年10月12日

MA(マーケティングオートメーション)。

その組み立てをしていると、今更ながら、いろいろと気付きがあります。

MAは魔法の杖ではない。

2年くらい前から、急速に広まったMA(マーケティングオートメーション)。

いろいろな会社のツールの話を聞いていると、「アレも自動化、コレも自動化、おいおい、なんでもできちゃう~」と感じます。

しかし、それは大きな勘違い。

なぜなら、MAを使いこなすには、使いこなすための前提が必要になります。

アレもできる、コレもできる!・・・けど。

実際に、「よし!マーケティング(主にメールでのクーポンなどの販促活動)を自動化しよう!」と意気込んで取り組みます。

で、まずは今やっている活動を整理するところから始まります。

すると、今やっている活動が思いのほかややこしいことがあるんですね。

配信するお客様の抽出方法、クーポンの種類、クーポン発行するタイミング、クーポンを使えるように受入れをする仕組みなど。

それらを判別するためのデータの蓄積がされていなかったり、データを載せるテーブルがなかったり、抽出するためのロジックが複雑だったり。

いろんなハードルが見えてきます。

すると、できる施策というのは限られてきて、効果的な手立ては打てないケースがほとんど。

さらに手動での対応が残ることになり、結局は、MAを入れても自動化することはできないんです。

しっかりと判断することが必要。

MA(マーケティングオートメーション)を使うには、自分たちの中で整理整頓ができていなければなりません。

そのうえで、何をすれば自動化できるか、できないとするならば対応は可能なものか、を判断をしなければいけません。

「AI(人工知能)を活用して」という話もよく聞きますが、使えるレベルになるには、もう少し時間がかかります。

MA(マーケティングオートメーション)も安いものではありませんから、キチンと考えてから導入した方が良さそうです。

 

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