100均のワッツの戦略を参考にしています。

投稿者: | 2017年5月13日

仕事柄、100円ショップ、通称100均が気になります。

100均の中でも、センパイから教えてもらった「ワッツ」の戦略が個人的にスキです。

100円ショップ業界。

100円ショップ業界(2015年度)は、こんな感じ(個人的に把握している数値)です。

ダイソー 約3,880億円

セリア  約1,180億円

キャンドゥ 約650億円

ワッツ   約440億円

これが、営業利益になると、、、

セリア  約105億円

キャンドゥ 約13億円

ワッツ   約12億円

ダイソー  データ無し

です。

数値から見ると、効率の良いセリアの経営はよく取り上げられますが、”ワッツ”はあまり目立ちません。

撤退することを最初から考える。

投資でも、経営でも、撤退ラインを決めておくことはとても重要です。

とある大手紳士服の会社の幹部の方も仰っていました。

「新規事業をするときは、必ず撤退ラインを決めている。」と。

わかります、わかりますけど、実際にそれを徹底している会社は多くないイメージです。

で、このワッツ。

大手が出さないような場所にサクッと出店し、サクッと稼いで、ヤバいと思ったら即撤退するそうです。

そのために、「うまくいかなくて、撤退すること」を前提にして、退店時のコストを抑える交渉を徹底し、POPなどの内装にもコストをかけません。

サクッとはじめて、サクッとやめる。

小さくてもマーケットがあれば、とりあえずサクッとはじめて、サクッと稼いで、ヤバいと思ったら即撤退。

直営店で、撤退することを前提にビジネスを組立てているから、スピード感や柔軟性があります。

良いですよね、このフットワーク。

そして、フットワークを軽くするための土台をしっかりと固めているところがとてもスキです。

これ、実際に組織で徹底するのは難しいかもしれませんが、個人的な仕事では徹底していこうと思っています。

 

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新サービスを思いついたので、試しに始めました。

作戦会議 ~アイデアをカタチにします~

こういう悩みを持つ方、結構いらっしゃると思います(っていうか、自分がそうだったので)

 

◆近況報告◆

今日は、息子の中学校の学校公開などです。

1日1新:なし。