部下に答を教えないのはボクが無能だから。。ではなく、理由があるんです。

投稿者: | 2017年4月28日

結局のところ、教えるよりも、自分で答えを見つけることが大事です。

それが、その人の血肉になります。

ボクが任せる理由。

ボクは部下に対して、基本的に仕事のやり方や方法論について細々言うことはありません。

会社の方針とチームのコンセプトのみ伝えるだけで、「自分は、どうしたいの?」を聞くことを意識しています。

アドバイスを求められれば自分なりの意見は言いますが、「こうしたいです。」と言われれば、基本的には「やってみていいよ。」と答えます。

その態度に拍子抜けして「え?ホントにやっていいんですか?」的なことを言う人や、「あの人、ホント、何も考えていないよね。」と言う人もいます。

けれど、本当のところは、結構考えた末に「やってみていいよ。」と即答しているんです。

自分で考えて、やってみる。

自分で考えてやってみないことには、”自分事”として考えません。

ボクが上司の立場で「ああして、こうして。」と言ったら、部下は自分で考えることはしないでしょう。

そうすると、どこか”他人事”になってしまうんですね。

失敗しても、頭のどこかで「上司が言ったから、自分は悪くない。」とギリギリのところで他責思考が働きます。

しかし、自分で考えてやってみたことであれば、”自分事”なので失敗したら「やべ!何とかしなきゃ!!」と必死になります。

その必死になって考えることで、頭をフルに使い、自分の血肉になる経験ができると考えています。

自分で答を見つけるのが一番。

結局のところ、自分でやってみて、失敗しないと、自分の”血肉”にはなりません。

”自分事”として考えられなければ、真剣に考えないし、死に物狂いで何とかしようとはしません。

”自分事”ととらえず、6割くらいの力で軽く流すような仕事では、ラクかもしれませんが自分の血肉にはなりません。

答は誰かに教えてもらうのではなく、自分で見つけることができれば一生忘れないでしょう。

 

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