「そんな考え方していたら、そりゃあ売上が上がるはずがない。」
会議や打合せをしていて、思うことがあります。
売上の上がらない会議を見極める方法。
ボクには「ああ、この会議をしていても売上は上がらないな」と感じる基準があります。
それはものすごく単純で、「お客さま」というキーワードがポンポン出てくるか?、それとも全く出てこないか?という点です。
「売上を上げるために、どうしたらいいのか?」という議題に対し、そのキーワードが出てこない会議というのは、自分たちのことばかりを考えていて、うまくいかない場合がほとんどです。
なぜなら、主語が「自分たち」なんです。
「自分たちにとって良いこと、都合の良いこと」を一生懸命に考えているんです。
主語は、お客さまにしないと。。
「どうすれば売上が上がるのか?と考えるのが当たり前でしょ?」みたいな考えを持っている時点で、商売がうまくいくはずもありません。
そういう考えが根底にあるから、使う言葉にも現れるですね。
お客さまに対して、「囲い込め」とか、「売込をかける」とか。
それよりも先に考えることに気が付いていないので、売上が上がるはずもありません。
売上を上げるためにどうするかより先に考えること。
売上を上げることを考えるよりも、先に考えることは何でしょう?
それは、ものすごく簡単です。
「どうすれば(自分たちの)売上が上がるのか?」ではなく、「どうすればお客さまにメリットがあるのだろう?」を考えることです。
つまり、主語が「お客さま」で考えていか?ということです。
「予算に達していないからキャンペーンを張る」、「競合が新しいことをやり始めたからウチも対抗する」みたいなのは、結局のところ、自分たちが主語です。
そうじゃないですよね。
お客さまにとってメリットがあるからやるという基本的な考え方を持たなければ、うまくいくことはありません。
すごく簡単だと思いますが、結構忘れがちなことですね。
◆近況報告◆
今日は、いろんな定期ミーティングなど。
1日1新:なし。