リーダーが現場を変えられない理由は、見ている部分を間違えているから。

投稿者: | 2016年10月14日

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昨日と同じことをやっていても、同じような結果にしかなりません。

前回と同じような施策をやっても、今回も同じような結果にしかなりません。

なので、リーダーは変化をしていく必要があります。

しかし、実際はなかなか何も変えらず同じようなことを繰り返しています。

一体なぜなのでしょう。

何かを変えようとすると。

何かを変えようとすると、現場からは「混乱をする」という意見が出てきます。

「今までこれでやっていたから、やり方を変えたら効率が悪くなる。」

「急にそんなことを言われても、現場が回らない。」

ここが、なかなか変化できないひとつのポイントです。

そう言われると、リーダーが「現場が大事だし、じゃあ今まで通りで」となりがち。

確かに現場は大事ですが、リーダーがしっかりと舵取りをする必要があります。

リーダーが見るべきポイント。

「現場が大事だし。」と考えるリーダーは、大きな勘違いをしています。

それは、現場とリーダーは見ている部分が全く違うということ。

現場の人は、いかに自分たちに負担がかからず、効率良く回せるかを考えています。

だから、少しでも変化があると「混乱を招き、効率が悪くなってしまう。」と判断します。

それでは、いつまで経っても変化できず、時代に取り残されてしまいます。

混乱の先に何を見ているか?

しかし、実際のところ、混乱というのは一時的なもの。

リーダーが見るポイントは、「混乱が収まった後にどれだけ効果が上がるか?」という点です。

つまり、変化に多少の混乱は当たり前だと理解し、その混乱の後に今よりも素晴らしくなっているかを見るべきです。

もちろん、混乱は最小限に抑える努力は惜しんではいけません。

間違っても、「混乱を招き現場から突き上げられるのが嫌だから、今のままでいいや」なんて考えないようにしましょうね。

 

◆近況報告◆

今日は、新しいプロジェクトのパートナー選びに入ります。

 

1日1新:なし。