「本を売るならブックオフ」に潜む集客のヒント。その集客の仕方、ちょっと工夫すればうまくいくかも。

投稿者: | 2016年7月3日

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集客を考えるときに、ちょっと思ったこと。

ブックオフのコピーを改めて考えてみると、集客のヒントが隠れていました。

ブックオフのコピー。

ある時、ブックオフのコピーを改めて考えてみました。

「本を売るならブックオフ♪」って宣伝しています。

あのメロディーとテンポなので、ものすごく頭に残ります。

子どもたちも口ずさんでいるし。

しかし、ふと改めてそのコピーを考えてみました。

「本を売るなら?・・・あれ?」と。

「本を買うならブックオフ」ではないんです。

仕入先を確保することが大事。

どんなビジネスでも、仕入れルートを確保することはものすごく大事です。

古本屋や中古車は、安定的に仕入れることが鍵になります。

飲食店では食材、アパレルでは衣服、人材紹介では人、コンサルでも知識を良いモノを安定的に仕入れることが大切なのは言うまでもありません。

「中古車5台あります!」よりも「いつでも5000台から融通できて、いつでも仕入れられます。」という方が、ビジネスとしての広がりが作りやすいです。

(もちろん中古車5台でも、取引したい相手にとって常に価値の高い5台だけを扱っていればいいかもしれませんが。)

あなたならどっちの集客を考えますか?

にも関わらず、売上が悪くなると「集客を何とかしよう!」と考える人がとても多いです。

打つ手をひねり出せずに、チラシをまいたり、DMを打ったりしがちです。

もちろん、そういった集客施策も必要です。

しかし、もう一方では、良質な仕入ルートやインプットを確保することも大事です。

飲食店だと「17時までビール半額!」や「平日ポイント5倍!」「子供セットでアンパンマン塗り絵プレゼント!」といったコピーで集客が多いですよね。

それも良いですが、例えば「石川県直送!子供も食べられる!天然の骨なしのどぐろ!」みたいな良質な仕入ルートをしっかりとアピールするほうが、実は集客力があり、単価も上げられます。

ボクの感覚値からいくと、前者の飲食店は、多くの場合商売が苦しくなっています。

集客を考えるときは、仕入ルートの確保とPRも含めた方がいいかもしれません。

 

◆近況報告◆

今日は、ムスメの習い事、父のお見舞など。

1日1新:なし。