戦略とは、戦いを略く(はぶく)こと。戦略を考えるときに意識しているのは、ヤクルト古田さんの考え。

投稿者: | 2016年6月11日

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戦略をつくるときに意識していること。

それは、ヤクルト名捕手の古田さんの言葉です。

盗塁阻止率は大事?。

野球には、盗塁というものがあります。

定義はちゃんとありますが、ザックリ言うとピッチャーが投げた瞬間にダッシュして次の塁へ進むアレです。

その盗塁を止めるためには、ピッチャーの牽制はもちろん、キャッチャーの送球の正確さ、速さが大事です。

盗塁を狙って走った回数に対して、それを阻止した回数で、盗塁阻止率が決まり、その率が高いほどキャッチャーとしての能力は高いはず。

しかし、古田さんの考えは違います。

「盗塁阻止率も大事だけど、それよりももっと大事なことがある。」と言うんです。

盗塁企画率を減らす。

凡人のボクは、「え?盗塁阻止率を上げるために、肩を強くして、送球を正確にするための練習をしよう!」と考えてしまいます。

それが、さも当たり前のように。

しかし、一流の古田さんはこう言います。

「阻止率よりも、盗塁企画数そのものが減って、誰も走ってこなくなるのが理想だ。」

な、なるほど。

「あのキャッチャーのときに走っても刺されるから、そもそも盗塁はやめておこう。」と思わせるのが理想なんですね。

そのための一つの要素として”盗塁阻止率が高い”ことがあるかもしれませんが、「盗塁はやめておこう」と考えるようにキャッチャー自身はもちろん、ピッチャーや野手と協力してその仕組を考える必要があるんですね。

戦略とは戦いを略く(はぶく)こと。

この話は、戦略を考えるときにとても大事にしています。

たまたまボクの周りだけかもしれませんが、戦略というと「いかにして競合に勝つか?」みたいな議論になりがちです。

しかし、孫子もこう言っています。

「百戦百勝は、善の善なるものに非ず。

戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり。」

つまり「いちいち戦わないで、自分たちの目的を達成することが良いよね~。」ってことです。

”盗塁阻止率”を高めることも大切ですが、リーダーは相手に「盗塁できないよな~」と思わせて”盗塁企画率”を下げる組立てをすることが大切なんですね。

ああ、自分、浅はかでした。

 

◆近況報告◆

今日は、朝に個人コンサル。昼から娘の習い事、息子のサッカーなど。

1日1新:なし。